コースへのこだわり

接待コースの側面もあるということは、簡単なゴルフ場なのか?と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
500Cは、所謂「接待コース」ではなく、静岡ならではの地形を生かしたアップダウン、ドッグレック、そして木々のハザード等が、各ホールに散りばめられており、何度来場されても、楽しめるようなコースレイアウトとなっています。
 
また近年人気の高まっている「カート乗り入れ」も開始(別途料金)されています。
上記に、スループレーもプラスすれば、大幅にプレー時間も短縮され、且つプレー後にゆっくりとお食事を召し上がって頂く事で、特別な接待を演出出来る事でしょう。

では、コースの詳細、こだわりに関して500Cの青木総支配人と、コースを管理している、グリーンキーパーの前田さんにお話しを伺いました。

青木総支配人
座右の銘:迅速果断

前田グリーンキーパー
座右の銘:臥薪嘗胆がしんしょうたん

Q: 500Cでチャレンジして欲しいのは何番ホールですか?
 
A: 難易度で言うと8番ホールです。ミドルホールですが約430Yと距離は決して短くありません。
またティーショットは谷越えで、ドキドキ感を楽しんで頂けると思います(笑)。

Q: 500Cのコースに関して、見てほしい、感じて欲しい部分はどこでしょうか?

A: 500Cは富士山麓に位置することから、他のナンバーズコースと比較して、適度なアップダウンがあります。またドッグレッグホールも適度に配置され、ゴルフ好きのゴルファーの心を擽ります。ゴルフが好きな方には是非とも感じて頂きたいところです。

そしてプレーヤーの期待を裏切らないよう、年間を通しコースクオリティを維持しています。

バンカーのエッジラインの明確さ、そして砂の厚さにもこだわっています。
近年は寒暖差も激しくメンテナンスが大変ですが、どのシーズンに来場されてもご満足頂けるようフェアウェイ、グリーン共に徹底したコンディションをキープ出来るよう調整しているので、是非、何度もご来場いただき、ご体感頂ければ幸いです。

Q: グリーンのスピードに関して教えて下さい。

A: グリーンは、プレーヤーが最も重要視されるところです。500Cのグリーンスピードは平均10ftです。夏場は夏枯れの影響またトップシーズンに向けて8~9ftで対応し、トップシーズンから冬場にかけては11ftを目安に調整します。
 
グリーンの質も500Cの魅力の一つです。速いグリーンを好まれる方もいらっしゃいますが、プレーの楽しさも感じて頂きたいので、あまり数値上のスピードは追及していません。

Q:近年、夏の異常な暑さから、冬のプレーを好まれる方も少なくありません。
グリーンの凍結にはどのような対策を行っていらっしゃいますか?

A: 冬場はグリーンが凍らないように(霜よけ対策として)、送風機にて対策をしております。
   
ゴルフ場で、プレーヤーが最も長く過ごすのが、コースです。東急Gのトップグレードであるナンバーズコースの名に恥じないクオリティを、年間を通して維持できるよう他のナンバーズコースのキーパー達とも情報を共有しながら、コース管理に努めています。

Q: レディースティに関して、何か意識されている点はありますか?

A: 近年の女性ゴルファーの増加もあり、500Cも女性向けにコース改修を行っています。
特に顕著なのは、レディースティです。以前は、レディースティでも、もっと距離がありました。
しかし、あえてレディースティを前方に位置することで、どの年代、どのレベルの女性ゴルファーにも楽しんで頂けるコースになるようにしております。

実際のレギュラーティとレディースティの距離を比較すると、下記となります。

<ヤード比較 Aグリーン>

来場されるゴルファーの期待を裏切らないよう、また天候や近年の温暖化を理由にせず、常に自責の意識でコース管理を行っている500C。そして、常に多面的な視点(接待での利用、プライベートでの利用、そして女性プレイヤーの増加)を意識し、コースを客観的に観て、管理している姿に500Cの更なる深化を期待せずにはいられません。

~尾﨑’s eye~

AIG女性スタッフ、尾﨑から見たゴルフ場の印象をお届けします。

今回、プレーさせて頂き、他のゴルフ場と比較しても、顕著にレギュラーティと、レディースティとの差が感じられるゴルフ場でした。

男性と比較して、女性は第1打(ウッド系、特にドライバー)の飛距離の差が明らかです。
ですが、レディースティが無理のない位置に配置されている、特にミドルコースでのティの差がはっきりしているので、とてもプレーしやすく、スコアもまとまりやすいという印象でした。どのレベルの方でも楽しめるコースレイアウトだと思います。

~柳’s eye~

弊社のゴルフ大好き役員、柳から見たゴルフ場の印象です。

500Cのコースは、適度な変化、そして適度なアップダウンがあり、また、左右に曲がるドッグレッグホールが、程よくちりばめられています。そこに富士山麓と駿河湾からの風が影響し、攻略が一筋縄ではいかないホールがそろっているゴルフ場だという印象です。OUTコースは、セカンド地点から、打ち下ろしが多く、広めで、グリーン面が見えるショットになるのでプレーしやすく、INコースは、ミドルホールの距離が長めで、砲台グリーンが多く、打ち上げを計算してクラブチョイスを行わないと、パーが狙い難いコースが多かったです。

接待コースの色合いが強いのか?という最初の先入観がありましたが、プレー後は、単なる接待コースでなく、ゴルフ好きの方が、好んで何度もプレーしたくなるようなコースレイアウトだなと、最初の印象が180度変わりました。