大特集 ゴルフ場フォーカス
富嶽カントリークラブ

コースご関係者インタビュー①

2025年9月のAIゴルフ総研(以下AIG)レポートは、「富嶽カントリークラブ」の特集です。  

富嶽CC

静岡県静岡市清水区宍原1783-1 
最寄駅:JR東海駅 新富士駅から約45分、静岡駅から約60分
最寄IC:新東名高速道路 新清水ICから約5分

実は富嶽CCは、首都圏では体験できない、静岡県のゴルフ場ならではの特徴が数多くあるゴルフ場です。

そして地元のゴルファーには、開場時より名門コースとして、非常に人気の高いコースとして名が知られております。
   
現在でも、静岡県の上場クラス企業、そして大手企業の支店が、接待用として、会員権を購入されるケースも少なくありません。今回は、そんな知られざる魅力が沢山詰まった富嶽CCを、AIGの視点で深堀りして参ります。

【1】 インタビュー 吉田支配人 / 岡本マネージャー

富嶽CCは、日本カバヤ・オハヨーホールディングスグループです。

<グループビジョン>
「真の欲求を究めて、ホンモノをカタチにする」

※「欲求」とは、心理学において「人間の行動を促し、目標を達成する原動力となる」こと。
欲求が満たされると幸福感や満足感に直結して生活の質を向上させる重要な要素となること。
「究めて」とは「物事をより深く研究して解き明かす」こと。

このグループビジョンをAIG流に解釈しました。

富嶽=富士山=日本一=ホンモノ

来場される顧客の本当の欲求を究めたモノ=ホンモノをサービスのカタチにすること。このビジョンを念頭におきながら、富嶽CCに関わるスタッフの皆様に、どのような思いで日々の取組みをされているのかを、お聞かせいただきました。

支配人 吉田 太郎氏
座右の銘
『練習は不可能を可能にする』

2025年3月まで10年間ハワイに在中。アコーディアの経営企画部門でゴルフ場の買収などを担当し、その後、ハワイで新聞社を経営。慶應義塾大学ゴルフ部の出身でゴルフの腕前はシングル。前任の支配人が転勤した事をきっかけに本年5月から新生富嶽の使命を期待され就任。

 
Q: 支配人が、日々大切にしている事はどのようなことですか?

A: 自分がされて嬉しい事をお客様や従業員にしましょう、という事をスタッフと話しています。
「自分がされて嬉しいことをする」というシンプルなルールを意識することで、人とのかかわりが円滑になり、よりよい人間関係を築くことが出来ると考えています。

Q: 富嶽CCに来られて、どう思われましたか?

A: まず景色が素晴らしく、全てのコースから見える富士山は凄く魅力的です。
富士山ブランドを活かしながら、富嶽CCでしかできないサービスを提供して行きたいと思っています。

また、キャディさんの質が非常に高いですね。キャディの指名制があるのには驚きました。

私もこれまで色々なコースを見てきましたが、指名制を取り入れているコースは少ないと思います。メンバーの方々の質が高いので、キャディさん達のモチベーションUPにもつながっており、指名制が上手く機能している要因になっています。

Q: 富嶽CCを今後どのようなクラブに進化させていきたいですか?

A: 現在の会員数は、コロナ禍などを経た結果、約360名です。今後メンバーを増やしていこうと考えています。

それと並行し、会員重視の関東七倶楽部(※)のような、メンバーの横の繋がりが強い、クラブライフを楽しめるコースにしていきたいです。

(※)関東七倶楽部:

  • 小金井カントリー倶楽部(東京)
  • 程ヶ谷カントリー倶楽部(神奈川)
  • 東京ゴルフ倶楽部(埼玉)
  • 鷹之台カンツリー倶楽部(千葉県)
  • 相模カンツリー倶楽部(神奈川)
  • 霞ヶ関カンツリー倶楽部(埼玉)
  • 我孫子ゴルフ倶楽部(千葉県)

そのためには富嶽ならではのイベントなどを企画し、会員の方々の来場頻度を増やしていこうと考えています。

また近時、清水港に大型クルーズ船が停泊します。そこからの外国人プレーヤーの誘致も行っています。カートのナビシステムのアナウンス言語をその外国人の言語に切替え、キャディは翻訳機を使いながらでコミュニケーションを取っています。
何かあった際には、英語ならば私が対応可能です(笑)。

最終的には土日はメンバーのみ、及びメンバーの同伴のみとし、平日はメンバー紹介及び地元企業などのコンペ誘致を行いながら、会員重視の運営を行っていきたいと考えています。
そして、静岡の中で「さすが、富嶽」と言われるようなゴルフ場にしていきたいと思っています。

続いて運営会員対応の岡本マネージャーにお話しを伺いました。

岡本 裕 氏
座右の銘
『好奇心こそ成長の原動力、
全ての事柄に好奇心を持って取り組む』

前任のカバヤグループからゴルフ場の運営をコントロールし管理する役目を担い、2025年4月から着任。会員様の対応などに駆け巡っておられ、新生富嶽ブランド構築をかかげ、更なる飛躍の為に邁進する。

 

Q: 岡本マネージャーが目指す、新生富嶽CCブランドをお聞かせください。

A: 富嶽CCは現在、「世界遺産“富士”リ・クリエーション(再生、再創造)の価値が世界に伝わるカントリークラブ」をビジョンにかかげて、世界基準を意識しています。車でのアクセスが良く、ほぼ全ホールから富士山が見えるロケーション、静岡県トップクラスの広く長いコース、強みであるキャディの充実という富嶽ならではの価値を更に高めていき、誇りある富嶽CCというブランドの再構築を目指したいと考えております。

Q: 新規会員の入会などの業務も担当されておりますが、いかがですか?

A: 既存のメンバー様にお会いできるのはもちろんの事、新しい会員になる方との出会いもとても楽しく、着任してから現在迄、既に30人近い新規入会の方がいらっしゃいます。
皆様共通して、富嶽CCの素晴らしさを語って頂き、「入会をずっと心待ちにしていた」という有難いお言葉を頂いています。改めて富嶽ブランドの価値を再認識させて頂いています。

会員様には、この富嶽CCに足を運んでゴルフライフを充実して頂きたいです。
また、皆様と末永くお付き合いさせていただきたく、富嶽CCならではのコミュニティを更に確立させていきたいですね。

Home/ゴルフコース/富嶽カントリークラブ/コースご関係者インタビュー①