コースご関係者インタビュー③
【4】 インタビュー 安藤キャディマスター・府川キャディ

座右の銘
『 面倒だと思った時がチャンス 』
座右の銘
『 健康第一 そして楽しく気持ちよく 』

Q: 全キャディ付きコースで、キャディが50名在籍と伺いました。今、どこのゴルフ場もキャディさん確保に大変なのに凄いですね?
安藤 氏 :私は入社3年ですが、既に確立された素晴らしい本気度の高いキャディの中で働き、自分自身が感化させられ自信あふれる対応が自然とできるようになりました。
特に新人キャディの募集に関しては理想像が直ぐ近くにいるので、本気で集めようと思えば集まると信じています。お手本が直ぐそばにいて目の前で見せられることは何よりも説得できる事になるのです。
Q: キャディ確保の秘訣とは「本気」なんですね
安藤 氏 :はい、故に富嶽CCはジャパニーズコースならではのキャディサービスを提供できている数少ないコースと自負しています。弊社のキャディの仕事ぶりを見ていると、毎日同じ仕事をしながら、毎日進化、変化しています。
府川 氏 :キャディ同士の仲が良くて、居心地も良いです。だから毎日が楽しいです。その理由からキャディからの紹介で入社する人も多いですし、出産して戻ってくる人が多いのも富嶽CCの魅力を表していると思いますね。
Q: 新人の教育などどのようにされておられるのでしょうか?
安藤 氏 :新人研修のやり方として、全てのベテランキャディに付けて学ばせます。
キャディ一人一人にスタイルがあります。スタイルが違ってもベテランキャディのやる事は全部正しいのです。新人キャディには、その中から自分に合ったものを盗んで自分の物にしなさいと伝えています。
府川 氏 :新人が続けていく上で欠かせないのが、体力がないとこの仕事は続かないという事ですかね。後は、ボールを目で追い続けることが大事。それができないと「ファー」も言えないし、OBの判断もできませんからね。
Q: お二人に仕事の上で大事に心掛けていることはございますか?
安藤 氏 :面倒な事が起こった時がチャンスだと思っていてNOと言わない事を心掛けています。
府川 氏 :確かに安藤さん、メンバーさんからのわがまま、無理難題にもNOって言わないですよね。
安藤 氏 :断ることは簡単ですから。そこからが勝負です。
Q: 府川さんはいかがですか?
府川 氏 :健康第一ですね。怪我、病気をしたら、パフォーマンスや気力が上がらず、この仕事ではメンバー様にも会社にも迷惑をかけることに繋がります。それだけに、健康管理にはすごく氣を使っています。それを37 年続けてきました。