Course│グリーンキーパーがこだわる妥協なきコースメンテナンス
妥協なきコースメンテナンスこそがレイクウッドゴルフクラブの大きな魅力の一つ。全36ホールは、綿密なコース管理によって、ゴルファーがストレスなく楽しんでもらえるような工夫が各所に散りばめられています。そんな魅力あるコースに仕上げるための秘訣を、グリーンキーパー歴20年以上の田嶋統括キーパーに伺いしました。
大切なのは「いかにゴルフを楽しんでもらえるか」という観点のコースセッティング
当コースに訪れるゴルファーは、接待メインの方が多く、初心者からゴルフ歴が長い上級者の方まで、様々なレベルの方にご来場頂いています。そこで一番大切なのは「いかにゴルフを楽しんで頂けるか」ということです。例えば、フェアウェイの環境一つとっても、当日の天候やコース環境を分析したうえで、どんなゴルファーも気兼ねなくゴルフを楽しめ、ストレスなくラウンドを楽しんでもらえるよう配慮しています。ラフもボールが見える位の長さに調整しており、気持ちよくプレー出来るギリギリのラインを見極めて、常に調整しています。
コースメンテナンスにおいて、天候は一番重要です。天候により、スケジュールも柔軟に調整し、1年中どの季節に来場頂いても、ゴルフを楽しんで頂くため、最高のコンディションを保てるよう調整しています。メンテナンスに掛かる労力は惜しまず、妥協せず、前もって準備に準備を重ねるように心掛けています。
コースは視覚的美しさを追求
レイクウッドゴルフクラブは、周辺を丹沢山系に囲まれ、遠方には富士山を望むなど、自然の醍醐味や四季折々の変化を楽しめる抜群の環境を誇ります。そんな美しい眺望があるからこそ、コース自体の美しさもそれに匹敵するものでなければなりません。フェアウェイ・バンカー・グリーン、コースを構成する場所は美しさを一番に重視し、ゴミなどは一つも落ちていないよう万全の清掃を行っています。また、プレーゾーン以外の範囲に関しても、意識的に整備し、どこを見られても恥ずかしくないコースメンテナンスを心掛けています。
プレーのしやすさを意識したグリーンコンディション
グリーンでのプレーは、どんなゴルファーでも緊張することと思います。当コースのグリーンはべントグラスを用いており、ボールが転がりやすい滑らかなセッティングにしています。芝の順目・逆目を読むというよりは、素直に傾斜を見ることで、カップへのラインが分かるよう、日々様々な品種を試しながらグリーンを調整しています。個人的には一番着目してほしいポイントですね。10フィート前後に調整した転がりのいいグリーンを楽しんでもらいたいと思います。
レイクウッドでプレーして、更にゴルフを好きになってほしい
当コースのセッティングは、「あらゆるゴルファーにゴルフを楽しんでもらうこと」に主眼を置いて行っています。初心者の方から上級者の方、接待やご友人同士の団らんなど、来場されるプレーヤーが心からゴルフを楽しんでもらえるコースでありたい。そんな思いを胸に、日々現場でスタッフがコースメンテナンスに取り組んでいます。是非当コースの魅力を感じて頂き、ゴルフを好きになってくれれば、こんなにうれしい事はないですね。
コース紹介
取材後記
田嶋統括キーパーのお話は、「来る人に楽しみを、帰る人に喜びを」というサービス業の基本である言葉を思い出させてくれるものでした。メンバーの意見に耳を傾け、メンバーが楽しんでゴルフがプレーできるよう、コースを常にベストな状態に保てるよう意識されていらっしゃいました。コースを訪れた方全員が楽しめる場所、そしてその環境を作るために全力を注ぐプロとしてのプライドを肌で感じました。